ハワイアンキルトのアップリケを終わらせてキルト芯を挟んで、しつけをしたらいよいよキルティング。
ところが、
キルティングの縫い始めってどうやるの?
玉どめは見えていいの?
最初の縫い方や糸がなくなったときの終わり方がわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事ではキルティングの縫い始めと終わり方を解説します。
初めてハワイアンキルトを作るときや久しぶりに再開するときなど参考にしていただけたらうれしいです。
キルティングの縫い始め
キルトライン上に針を出す
キルトラインから離れたところに針を入れて、ライン上に針を出します。
このとき裏側まで針は通しません。
表布とキルト芯だけをすくって針を表に出します。
返し縫いを数回行なう
- キルティングを始めたい場所まで小さく返し縫い(見えないくらい)
- 2~3回返し縫いで進んでいく
返し縫いも裏布まで通さずに表布とキルト芯だけすくってください。
わかりやすいように糸の色を赤にしています。
実際は生地と同じ色を使用するため、返し縫いはほとんど見えません。
玉止めを切る
返し縫いが終わったら、糸を引っ張ってみて最初に針を入れたところの玉止めが動かないことを確認します。
もし玉止めが動いてしまうようだったら再度返し縫いをしてください。
玉止めを切ってキルティングの開始です。生地を切らないように注意してください。
キルティングの終わり方
キルティングしてきた針目を戻るように、小さく返し縫いをしていきます。
裏布まで針は通さずに表布とキルト芯だけをすくって返し縫いします。
2~3回返し縫いしながら戻ります。
返し縫いができたら少し離れたところに針を出して、糸を切って完了です。生地を切らないように注意してください。
コツと注意点
- 返し縫いは小さくなるべく糸が目立たないようにします。
- 裏布まで針を通さずに表布とキルト芯だけをすくいます。
- 生地のぎりぎりで糸をカットするので、生地を切らないように玉止めを切るときは少しだけ引っ張ってカットします。
まとめ
ハワイアンキルトのキルティング「縫い始め」と「縫い終わり」について解説しました。
小さく返し縫いを数回繰り返すことで、縫い始めも縫い終わりも玉止めを残さずにできます。
ハワイアンキルトのやり方には絶対の正しい方法というものはありませんが、今回の方法は生地が傷みにくくおすすめです。
ハワイアンキルトをこれから始める人の参考になりますように。お読みいただきありがとうございました。