生地選びは楽しい反面、難しくもあるところ。
手芸店にはたくさんの種類の生地があるので、どれを選んでいいのか迷います。
好きな柄だけで選ぶと、作品に合わなかったりするかもしれません。
ここでは手芸やソーイングで使われる生地と特徴、扱い方などお伝えします。
最後におすすめ生地も載せていますので参考にしてください♪
生地の種類
生地の種類には、
- ブロード
- シーチング
- 綿麻キャンパス
- ツイル
- 60ローン
などがあります。
それぞれ特徴などを紹介します。

ブロード
平織で目の詰まった光沢のある生地。
薄手ながら丈夫で縫いやすさが特徴です。
素材:綿、ポリエステル×綿、リネン
用途:ワイシャツ、ブラウスなど
シーチング
平織で薄手、ブロードより密度が粗目で通気性がよい生地。
価格もお手頃価格なため、試作品や仮縫いなどにも使われます。
素材:綿
用途:シーツ、枕カバー、シャツ、エコバッグなど
綿麻キャンバス
平織で厚手、丈夫な生地です。
シャリ感がありナチュラルな風合いがあります。
素材:綿、麻
用途:バッグ、ポーチ、エプロンなど
ツイル
綾織りでシワになりにくい生地。
密度が高く丈夫、デニムもこの一種です。
素材:綿、ウール、ポリエステル、ナイロンなど
用途:パンツ、スカート、バッグなど
60ローン
60番手の細い糸で平織りで織られた、しなやかな生地です。
上品でさらりとした風合い、軽くほどよいハリがあります。
素材:綿
用途:ブラウス、ハンカチ、ストールなど
生地の下準備「水通し」の方法
綿などの水で縮む生地は、制作の前に「水通し」をします。
- 洗面器などに水を張る
- 畳んだ生地を1時間ほど水に浸ける
- 強く絞らないように、たたきながら水を切る
- 広げて陰干しする
水通しができないシルク、化学繊維、ウールは裏から軽くアイロンをかけます。
おすすめはエイティスクエア
私が使っているおすすめ生地はエイティスクエアです。
しなやかで縫いやすく、色が豊富なので選ぶのも楽しいですよ。
まとめ
手芸やソーイングで使われる代表的な生地をまとめました。
素材や厚さ、風合いや丈夫さなど違いがあるので用途に合わせて選びます。
ハワイアンキルトで私がいつも使っているのは「エイティスクエア」
むら染め生地も雰囲気が変わって素敵ですよ。