ハワイアンキルトのモチーフ生地は、花や葉の形にデザインされたハワイアンキルトのメインとなる部分です。
正方形の生地を8分の１のデザインでカットすることが多いです。
ここではモチーフ生地の準備について見ていきたいと思います。
※下の写真ではピンクの生地がモチーフ生地です。
8分の１まで生地を折る
クッションやタペストリーは、生地は正方形で用意します。
エイティスクエアなどの無地の生地やむら染めが使われることが多いです。
正方形生地を二つ折りにする
作品サイズでカットした正方形の生地を、下から上に折って長方形の形にします。
アイロンをかける
折り目の部分に、上から押さえるようにアイロンを当てます。
四つ折りにして正方形にする
二つ折りにした生地を横から折って、4分の１の正方形にします。
アイロンをかける
ここでも折った部分ににアイロンを当てます。
面倒に感じるかもしれませんが、地味ながら大切な工程なので省かずに行なってくださいね。
三角形に折る
正方形になった生地を下から折り上げて三角形の形にします。
アイロンをかける
最後のアイロンです。
きちんと線が入ることで広げた時に左右上下対称のきれいな形になります。
型紙を乗せて線を描く
型紙を線に沿ってカットしておきます。
本や雑誌に付いている型紙をそのまま残しておきたい場合は、使用する型紙をコピー用紙や透明のクリアファイルなどに写してから切って使います。
角を合わせて型紙を置く
角の部分を合わせて型紙を置きます。
角が合っていれば線の部分も自然と合ってきますので、ここでしっかりと合わせましょう。
チャコペンで線を描く
マスキングテープやセロテープで型紙を押さえたら、チャコペンで型紙に沿って線を描きます。
型紙が薄い紙などの場合は、上から型紙と生地を一緒にまち針で留めることもできます。
型紙を外してはさみで切る
まち針で留める
線が描けたら型紙を外し、ずれないように注意しながらまち針をします。
生地を持ち上げてしまうとずれやすくなるので、なるべく置いた状態で待ち針をとめていきます。
裁ちばさみでカットする
重なり合った生地が全部同じ形でカットされるように、はさみの刃を垂直にして進めます。
生地は置いたまま切っていきます。
はさみがよく切れることが大事だと感じる工程です。
切れないはさみを使うときれいにカットできません。
まとめ：ハワイアンキルトのモチーフ記事
ハワイアンキルトのモチーフ生地を８分の１にするステップは、
- 正方形から長方形になるように二つ折りする。
- 長方形から正方形になるように折る。
- 正方形から三角形になるように斜めに折る。
注意する点は、
- 折るたびにアイロンを当てて、線がしっかり付くようにする。
- まち針をするときと生地をカットするときは、重なった生地がずれないよう注意する。
ハワイアンキルトのモチーフ生地の準備は、好きなデザインが形になっていく初めの１歩です。
ひとつひとつの工程を丁寧にすると思い通りの出来上がりに近づいていきます。
ハワイアンキルト作りを楽しんでみてくださいね。