【ハワイアンキルト作り方】アップリケの縫い方②『UとV』カーブのやり方

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ハワイアンキルトでは花や葉などのデザインをアップリケすることから始まります

キルティング同様に作品の仕上がりを左右する大切な工程です。

直線部分のアップリケは比較的簡単に早くできるようになるのですが、花や葉などに含まれる「U」(凹みのカーブ)「V」(凹みの鋭角)でつまづいてしまうことがあります。

私もなかなかうまくできない時期がありました。

でもやり方をしっかりと理解してコツをつかんでしまえば難しくはありません。

この記事ではアップリケの基本はマスターしたけれど細かいUの部分やVの部分がうまくいかないという方へ、ポイントを写真付きでお伝えしていきます。

基本のアップリケのやり方はこちらの記事↓で解説しています。

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目次

アップリケの縫い方「U」の部分

わかりやすくするために糸の色を変えています。実際は布の色と同じ色または近い色の糸を使います。

直線部分は基本のアップリケ方法で進み、U字カーブの5mm~1cmくらい手前まで縫ってきたら一度止まります。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

カーブの向こう側から針先を使ってぐるっと縫い代を折り込んで、カーブの底の部分をアップリケする準備をします。針を回して一気に折り込んでください。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

カーブの形を整えます。2回くらいカーブをなぞるように針を動かすと馴染んできます。縫い代がほとんどない部分なので、折り込んだ部分を親指でしっかり押さえながら整えていきます。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

U字の底の部分はほとんど縫い代がない状態なので、かがるように細かくまつります。直線部分の基本のアップリケではできるだけ糸が見えないようにしますが、ここでは糸が見えて構いません。5~6針くらいまつります。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

底の部分ができたら、また基本のアップリケ方法で3ミリほど縫い代を折り込みながら進んでいきます。

アップリケの縫い方「V」の部分

アップリケをしながら進み、V字の谷部分から1cmほど手前まで縫えたら谷の部分に3mmほど切り込みを入れます。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

切り込みを入れたところまで縫い代を折り込んでアップリケを進めて、向こう側から針先を使って縫い代を折り込みV字の形を整えます

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

谷の部分で2針細かくかがります。Uの部分と同じようにここは縫い代がほとんどない部分です。糸が見えて構いませんのでしっかりかがります。

アップリケの縫い方
photo:hanamomoha

その後は基本のアップリケのやり方で、縫い代を3mmほど折り込みながら進んでいきます。

最後に

ハワイアンキルトのアップリケの縫い方、Uの部分Vの部分の縫い方について解説しました。
基本のアップリケの縫い方と角の縫い方U字のカーブやV字の縫い方がマスターできれば、どんなデザインの作品でもアップリケができるようになります。

手順を覚えてしまえばあとはどんどん慣れていって均等に縫えるようになってきます。ぜひ作品を作りながら楽しんでマスターしていってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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