ハワイアンキルトのアップリケ方法
ハワイアンキルトで必ず行なう工程がアップリケです。ひと針ひと針丁寧に進めていき、少しずつデザインが出来上がってきます。とても時間がかかる作業ですがハワイアンキルトの楽しさのひとつです。
ハワイアンキルトのアップリケが初めてという人はもちろん、自己流で進めていてなんとなく違う気がするという人まで、基本のアップリケと葉の先などのような角の縫い方を写真でご説明しますのでぜひ最後までお読みになってくださいね。
アップリケの基本
①縫い代を3mmほど折り込み、裏から針を入れて折り山に糸を出します。
(ここではわかりやすいように糸の色を変えています。実際はモチーフと同じ色の糸を使用します)
②針を出した部分の真下のベース生地に針を入れます。モチーフから離れすぎると糸が見えすぎてしまいます。針を出したところの真下を目指して入れます。
③2~3mm先の折り山を目指して針を出します。なるべくモチーフ生地に糸が目立たないように針を出しながらアップリケします。
縫い代3mmを折り込みながら、①~③を繰り返していきます。
ポイント
・縫い代3mmは針先を使って折り込みます。
・折り込んだら左手の親指でしっかりとアイロンをするように押さえます。
角のアップリケの縫い方
①先端のひと針分ほど手前まで来たら、はみ出している縫い代をはさみでカットします。
②針先を使って先端部分が角になるように折り込みます。
③先端がきれいな角になるように整えながら、縫い代3mmを針先で折り込んで親指で押さえます。角がしっかり作れたら先端部分でひと針まつります。
④基本の縫い方と同じように縫い代3mmを針先を使って折り込んで、2~3mmほどの縫い目で進めていきます。
ポイント
・はみ出した部分が少しだけの場合でもしっかりカットします。カットしないで折り込むと厚みが出てしまいきれいな角になりません。
最後に:ハワイアンキルトのアップリケの縫い方
基本のアップリケの縫い方と、花びらや葉の先端に用いられる角のアップリケ方法をご紹介しました。
最初のうちは糸が目立ってしまったり、同じ幅でできなかったり、角がきちんと三角にならなかったりとうまくいかないかもしれません。
うまくいかないとき、私はいつも次の針目でいろいろと変えて試しながらやってみていました。すべて手縫いのハワイアンキルトは、考えたり変えたりできる「次」が無限かのようにたくさんあります^^
あせらず楽しみながら進めてみてください。
お読みいただきありがとうございました。