アップリケ針やキルティング針のような縫い針がキシキシして滑りが悪くなった、
しばらく使っていなかったら錆びてしまった、
すべて手縫いで仕上げるハワイアンキルトなどでは縫い針は快適に使いたいものです。
この記事では針のお手入れについて解説します。
縫い針の滑りが悪くなったとき
錆びているわけでもないのに針の通りが悪くなることがあります。
ストレスになったり、進める速さが極端に遅くなったりするので、早めに対処をするか新しいものに交換しましょう。
油をつける
昔は髪の油を付けて針通りをよくしていたそうです。
おばあちゃんが針を持った手で頭を触れながら針仕事をする絵などを見たことはありませんか^^
これは椿油など髪の油分が効果をもたらしているおばあちゃんの知恵だったのですね。
髪でなくてもミシン油や保湿クリームなど油分であれば同じ効果になります。
針磨きを使う
手軽で簡単な方法は市販の針磨きを使います。
使い方は簡単です。
1.クッションの部分に針を刺し入れる
2.何度か抜いたり刺したりを繰り返す
これだけで使い心地が改善されます。
使いすぎも針を痛めてしまう可能性があるので注意してください。
縫い針が錆びてしまったとき
針を長期間放置していると黒く錆びがついてしまうことがあります。
錆びてしまった場合、私はあきらめて新しい針に変えていますが、対処方法もあるので紹介しますね。
すぐに使いたい、
買いにいく時間がない、
まだ使えるしもったいない、
というときには以下の方法がおすすめです。
アルミホイルで磨く
アルミホイルを適当な大きさに切り、針を挟んで磨くように滑らせてこすります。
細い針をアルミホイルで磨くのは大変ですが、指をささないように気を付けながら行なってください。
スチールたわしでこする
たわしを濡らしながら針を磨いていきます。
終わったら水気をしっかり取り保存するようにしましょう。
重曹を使う
重曹を水に溶かして針を付けます。
しばらくしたらスポンジなどでこすり、水分をよく取って乾かします。
まとめ:縫い針の手入れ方法
縫い針が滑らなくなったり、錆びてしまったりして使い心地が悪くなったら
早めに対処して快適にキルトライフを楽しみましょう。
※滑りが悪いなと感じたら油分を与えてみるか針磨きを使う
※錆びてしまった針には
・アルミやスチールたわしで磨く
・重曹を使って錆びを取る
それでも変化がない場合や改善されないときには新しい針に変えることをおすすめします。