ハワイアンキルトには3つのキルティングがあります。
・落としキルト
・モチーフキルト
・エコーキルト
最後のエコーキルトはモチーフを囲むように均等に入れるキルティング。
・どのように書けばいい?
・幅を適当に書いていて合っているのか不安。
そんなお悩みがあるかもしれません。
今回はエコーキルトを普通の定規とハワイアンキルトスケールを使って書く方法をお伝えします。
よろしければ参考になさってください。
普通の定規でエコーキルトラインを書く方法
エコーキルトはモチーフの周りを波のように囲んでいくキルトラインです。
幅を均等にそろえた方が美しく見えます。
キルトラインの幅は、
・ポーチやコースターなどの小物は0.8~1cm
・クッションカバーやバッグは1cm
・大きいサイズのタペストリーは1.2cmくらいがよいでしょう。
キルトラインの幅で点を書いていく
モチーフの端からラインの幅に合わせてチャコペンで点を付けていきます。
ここでは1センチの幅で印をつけています。
数か所に点で印をつけます。
点をつなげながら線を書いていく
点をつなげながらチャコペンで線を書いていきます。
ここで線を書かずに点から点をキルティングしながらつないでいっても大丈夫です。
しかし慣れるまではしっかり線を書いてから縫っていく方が良いでしょう。
ハワイアンキルトスケールを使う方法
エコーキルトを書くのに便利な定規「ハワイアンキルトスケール」があります。
横にあるくぼみを利用してラインを書いていくので、定規のミリ単位を気にせずに進めることができます。
付けたい幅の赤い線を合わせて、点で印をつけます。
点をつなげて線を書きます。普通の定規と同じように点だけで線を書かずに縫い進めても大丈夫です。
注意点
- フープの中に入る範囲にすべて1本目の線を書いてから2本目を書き始めます。
- 太いチャコペンで線が太くなる場合は、線の中心を縫うか線の外側を縫うなど自分で決めてから縫い始めます。(1mmの違いで見た目も変わってしまいます。)
最後に
エコーキルトは範囲が広く全体のキルティングのイメージにつながるくらい大事な部分です。
最初のうちは特にきちんと定規で測って線を書いてからキルティングしていく方がよいでしょう。
慣れてきたら感覚だけでラインは書かずに縫っていくことも可能ですが、私は今でもラインは書いてから進めることが多いです。
線を書いてしまえばあとはほぼ何も考えずに無心でチクチクできるのが好きです。
線を書かない方法は、縫いながら常に幅を気にしながら進めることになりますが圧倒的に時短になります。
やりやすさや好みで選んでみてください♪
お読みいただきありがとうございました。