ハワイアンキルトではアップリケ用やキルティング用など4種類の針を使い分けていきます。

- どんな針をそろえればいい?
- 家にあるものでも大丈夫?
ハワイアンキルトを始める人の疑問にお答えして、針の名前や選び方、使う順番などをご紹介します。
道具選びの参考になったら嬉しいです。
ハワイアンキルトで使う針4種
ハワイアンキルトを作るときに使う4種類の針を使う順番でご紹介します。

- まち針
- しつけ針
- アップリケ針
- キルティング針
以上の4種類をひとつずつ見ていきます。
待ち針

ハワイアンキルトをしない方でも知っていることの多い待ち針は、生地を押さえておくための針。
アップリケの前とキルティングの前に使います。
アップリケ前の作業では短い方が扱いやすく20mmくらいのものもあります。
キルティング前ではキルト芯を挟んだ厚みがある状態でも使うので、長めのものが使いやすいです。
アップリケ前でもキルティング前でも併用して使うこともできます。
最初は家にある待ち針を使って製作してみることがおすすめです。
実際に作っていくうちに使いやすい長さがわかってきます。
ゆっくり少しずつお気に入りの針を見つけていきましょう。
しつけ針

まち針で止めた後に仮で止めておく仮縫いに使う針がしつけ針です。
長くて針穴も大きめなしつけ針は、太くて毛羽立っているしつけ糸を通しやすくなっています。
ハワイアンキルトで使うなら、キルトしつけ針と書かれているものがおすすめ。
キルト芯を入れた状態でもしっかりとすくえる長さと針通りの良さが特徴です。
しつけ針の長さは45mmから49mmほどのものがあります。
さまざまなメーカーから販売されているキルトしつけ針は長さの違う2サイズの針が入っているものが多いです。
アップリケ針

アップリケ針はデザインにカットしたモチーフ生地を、ベース生地にまつりつけていく工程で使います。
とても細かい作業なので針先が細く布通りの良いものが理想です。
長さは28mmから33mm程度がありますが使いやすい長さは人それぞれ。
個人的には長すぎない方が縫いやすいと感じています。
キルティング針

ハワイアンキルトの4種類の針の中でもっとも太く短い針です。
長さがメーカーによって違いがあり、同じメーカーでも長さの違うもの(22mmから29mmくらいまで)が出ています。
キルティング針は使いやすいものに人によっていちばん差が出る針だと感じています。
私はいろいろ使ってきて、とにかく短い方が使いやすいということにたどり着きました。
現在はチューリップのNo13(22mm)を使用しています。
キルト用の針はキルティングをしているうちに曲がってきたり折れてしまったりすることが多い針です。
他の針より買う回数が多くなりますので、違う種類をいろいろと購入しながら試してみてください。
まとめ:ハワイアンキルトで使う針
ハワイアンキルトで使用する4種類の針を紹介しました。
- まち針
- しつけ針
- アップリケ針
- キルティング針
まち針以外の針がセットになった商品もあります。
自分がいちばん使いやすい針に出会うことも上達への近道のひとつです。
いろいろと試してみながらハワイアンキルトを楽しんでくださいね。