ハワイアンキルトのインストラクターは何歳からでも目指せます。
カルチャースクールや自宅、オンラインなどレッスンの仕方も様々です。
ハワイアンキルトのインストラクターになりたい。
講師資格は必要？
独学でなれる？
ハワイアンキルトって仕事にできるのかな、講師になりたいけど迷っている、そんなあなたへインストラクターになる方法や養成講座についてなど解説します。
ハワイアンキルト講師に資格は必要か
【結論】資格は存在するけれど、なくても講師になれます。
ただ実際には編み物やパッチワークなど他の手芸と同様に、協会やスクールなどの資格を取って講師になる場合が多いです。
その理由はさまざまですが、
・生徒さんからの信頼を得るため
・自分の自信につながるから
・資格を取るまでの学びで実力がつく
などがあります。
インストラクターコースや講師養成講座では、指導技術やオリジナルデザインの作成などインストラクターとして必要なスキルを学べます。
修了後には認定資格を取得できるので、信頼性のある指導者として地位を確立することができます。
自分では気が付かないところを学び直せたり、資格取得後の不安をなくしたりできたりすることがスクールに所属するメリット。
先生や先輩インストラクターの方々がいる環境に身を置くことも、モチベーションを保つ秘訣になります。
ハワイアンキルト講師資格を取る方法
資格を取得して講師活動をしたい方へ向けて、インストラクターコースや講師養成講座などについて解説します。
先生を見つける
まずは養成講座やインストラクターコースなどを開講している教室を探します。
今のおすすめはオンラインや通信講座です。
こちらの方が見つかりやすいですし自分のペースで進められますよ。
その先生のデザインが好き！この先生に習いたい！と思えることも大切なポイントになります。
資格取得後は、自分のデザインなど自由にできる場合が多いですが、そこにたどり着くまでは先生のデザインで勉強をします。
ハワイアンキルトはひとつの作品に数週間、数か月、大きい作品は年単位で取り組みます。
好きなデザインでないと楽しめないですし続けられなくなってしまうかもしれません。
ホームページやインスタグラム、ブログなどで作品や雰囲気を見て、素敵だなと思う先生に出会ってほしいです。
憧れの先生にインストラクターになれるか聞いてみる、というのも方法のひとつです。
公には育成していないけれど、認定やデザインの使用許可などの仕組みがある可能性もあります。
資格取得コースを修了する
スクールが決まったら規定のカリキュラムを進めていきます。
コースや期間、作品数、試験のやり方などは先生によってさまざまです。
一例として私がお世話になっているMonsteraHouseをご紹介します。
まずは経験者の方も通信講座の初級コースからスタートです。
初級コース１０作品を完成させて修了証を受け取るとインストラクターコースへ進めます。
小さなタペストリーから始まり、ポーチやバッグなど少しずつ難しい作品にもチャレンジ。
最初はできるか不安になりますが、質問したり調べたりしながらたくさんの作品を作っていけば上達していくので大丈夫です♪
中級コースもあるのでもっとたくさんの作品を作ってからインストラクターコースに進むこともできます。
インストラクターコースと中級コースの並行受講も可能です。
インストラクターコースは大判のタペストリーが課題作品です。
とても時間がかかるので、他の作品を復習したり、友人に教えてあげたりしながらあせらずに楽しんで進めていくといいですよ。
課題が終わると検定作品を３点制作します。
ここで合格点をもらえて認定の許可が下りれば認定インストラクターとして活動ができます。
受講中に５回のオンラインレッスンか対面レッスンを受ける必要があります。（終了後でも可）
他にも講師養成講座はaloha quitさんやLapanaⓇHawaiianQuiltClubさんなどが開講されています。
いろいろ比べてみてくださいね。
資格なしでインストラクターになる
先にも述べたように資格取得にこだわらずに講師になることもできます。
ここではそのステップを見ていきます。
ハワイアンキルトの技術を学ぶ
ハワイアンキルトのインストラクターになるためには、まずは技術を習得する必要があります。
本やYouTube、ワークショップや講習会、スクールなどで学んでいきます。
アップリケやキルティングなどの基本的な技術やパターンの作成方法、仕立ての方法などを身に着けて自身のスキル向上を目指しましょう。
独学でインストラクターは可能か
ゼロからすべて独学も不可能ではありません。
本を見れば作れる、初めからどの段階も困らずに作品を完成することができる、デザインや型紙作成も得意、という場合は独学で大丈夫です。
ただ、正しいと思い込んでしまっている可能性も考慮しておきましょう。
その場合は無料の動画でもいいので思い込みをなくすために見ておかれることをおすすめします。
経験を積む
ハワイアンキルトの技術を習得した後は、実践的な経験を積んでいきます。
自分自身でキルト作品を制作し、独自のデザインやスタイルをインスタグラムなどで発信したり、ワークショップを開催したりしながら講師活動ができます。
自宅レッスンならいつでも開講できますし、カルチャースクールは講師募集をしていることが多いです。
展覧会やコンテストなど一般公募しているものに参加することも技術向上の面で役立ちますね。
どんな種類のことでも経験を積むことは、自身の作品に自信を持ち、他の人々に教える際にもより具体的なアドバイスや良い指導につながることでしょう。
インストラクターとしてのキャリアの展望
ハワイアンキルトのインストラクターとしてのキャリアはさまざまな可能性があります。
ワークショップや講習会を主催してレッスンを提供する、
カルチャースクールや自宅、手芸店などでレッスンをするなど選択肢もいろいろ。
ハワイアンキルトの技術や文化をより多くの人々に広めることができ、やりがいと生きがいを感じることができるでしょう。
さらに書籍やオンラインコースの制作などの分野で活動することも可能です。
電子書籍のkindleを出版をされている方もいらっしゃいます。
自身のスキルや知識を活かしていろいろな道を見つけ、より多くの人々にハワイアンキルトの魅力を伝えていけくことができたら生涯の楽しみになりそうですね。
自身のキャリアとともにハワイアンキルトの芸術を発展させていくことも目標にできます。
継続的な学びと努力を重ねながら、ハワイアンキルトのインストラクターとしての道を歩んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。